Leather Studio SATO

石垣島旅行記 (1/3)

6月18日から21日まで石垣島へ行ってきました。
（約2年ぶりの遠出です。）今回はその旅行記です。

-序章-

　なぜ、2年ぶりの旅行が石垣島なのか。普通はきれいな海が見たいからとか、リゾートでゆっくりしたいからと言った理由がくるのですが、僕らの場合はちょっと変っています。やっぱりここで嫁さんが登場するのです。

　発端は去年の10月、嫁さんと若い友人との会話から始まりました。「先輩が結婚して石垣島に住むんです。」「だんなさんは向こうの出身なのね。」「いいえ、違うんです。神戸の出身なのですが、向こうに住むのが夢だったのです。」「へー、そうなんだ。」

　たわいもない会話がえーっと言う事になったのは、11月の僕の個展に嫁さんの高校時代の友人がやって来て、「この間、Sの結婚式に行って来たんや。若いきれいな嫁さんや。あいつら石垣島に住むんやて。」「え、ちょっと待って。その話この間聞いたよ。」と、言う事から、何と嫁さんの若い友人の先輩と、高校時代の友人が結婚して石垣島に住みと言う事が分かったのです。世の中繋がっているんだ。人類みな兄弟（？）。そんな訳で石垣島に行く事になりました。

-1日目（18日）-

　神戸空港から出発したかったので那覇経由の便にしました。神戸空港は本当に便利です。家からDoor to Doorで一時間弱、伊丹や関空に行く気になりません。那覇空港に降りた時に真っ青な空、白い雲、色がぜんぜん違うのです、本土とは。すごく綺麗だと見とれてしまいました。

　昼過ぎに石垣島に着きました。友達が迎えに来てくれていてビーチサンダルに履き替え、昼食に島そばを食べに行きました。この島そばが高校の学食のそばを思い出させるもので、黄色のラーメン風のそばに和そばの汁（味は複雑でおいしい）がかかっている感じで、どこか懐かしかったです。

　食後竹富島へ。船で約10分。竹富島は島全体が国立公園で赤がわらの美しい町並みは石垣島とも別世界。水牛車に乗ってゆっくりと島の中を回ります。歩くよりもゆっくりです。ガイドさんが三線を弾いて歌ってくれました。友人は半年間練習した指笛で応援します。異国に来た感じがしました。でもここは日本です。

　竹富島から戻ってスーパーへ買い物に。すごいと思ったのは豚肉の種類、豚の腕の肉、豚足、豚の肝、いっぱいです。それと、嫁さんが目をまんまるにして感激したのは大トロの寿司。（4個で約1,200円）大トロなんて神戸の魚屋で見たことない。ましてや食べた事は今までの人生で何回あるか。それがスーパーに並んでる。「うそやろ」といった感じ。（あー僕って、すごい庶民だなー）でも、皆さんわかるでしょう。それともう一つ、こちらではペットボトルのお茶で内地では見ないさんぴん茶（ジャスミン茶）が大人気、安くて飲みやすいです。

　夕食はバーベキューの予定だったのが雨が降ったので食べに行きました。この雨がすごい。イナビカリも半端じゃない。スケールが大きい。電気がなくても本が読めるんじゃないかと思った。うちの嫁さんやっぱり変わっている。「このイナビカリを見ただけでも石垣島に来た甲斐があった。」と言う。普通は明日晴れるかな、海に入れるかなと言うと思うのだけど（僕のほうが変？）。ちなみにレストランで4人がおなかいっぱい食べて充分飲んで8000円掛からない。こっちの物価は安いです。

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